カーペット染み・汚れ

  ●繊維の種類

●天然繊維には                                           植物繊維(綿・麻)と動物繊維(羊毛・絹)があります。

●化学繊維には 再生繊維にはレーヨン・キュプラ⇒ベンベルグ・ポリノジック⇒タフセルとポリコットがあります。
.半合成繊維にはアセテート⇒カロラン・ミナロンとトリアセテートがあります。
.合成繊維なはナイロン・ポリエステル⇒エステル・テトロンとアクリル⇒エクスラン・ボンネル・カシミロン・ベスロン・トレロンがありまた、ビニロン・ポリプロピレン⇒パイレン・ポリ塩化ビニール⇒テビロンポリエチレン⇒ハイゼックス・エチロンなど。
.無機繊維は金属繊維・ガラス繊維・岩石繊維・鉱滓繊維などがあります。

●表面形態による分類 カットパイル
@プラッシュは最も一般的なタイプで通常5〜10o前後のパイルの長さ

Aハードツイストはパイル1本1本に強いよりがかけてあるもので、弾力性、耐久性にすぐれています。

Bシャギーではパイルの長さが30o以上のもの

ループパイル
@レベルループは一定の高さにそろっているもの
Aマルチレベルループではループ状のパイル高低のついたもの
ハイアンドロー
@ハイカットロールループ
Aハイループローカット
フラット
@フェルトとはカーペットの下敷き(アンダーレイ)
Aニードルパンチ


手織りカーペット・緞通 カーペットの中では最高級品です。基布に毛糸を1本1本きりながら織り込んでゆくもので毛足の長い、目のつんだものができます。色や柄にも産地独特の特色があり、その豪華さとともに、寿命のほうも100年はもつといわれております。ペルシャだんつう、トルコだんつう、中国だんつう、又国産品では、鍋島だんつう、堺だんつう等があります。

2.ウイルトン カーペット イギリスのウイルトン市で生まれた、代表的なパイル織りカーペットの一つです。柄、無地ともに多く使用されています。密度が高く、耐久力は機械織りカーペットでは最高です。パイルの長さは自由に変えることができ、また、ループパイルもカットパイルもできます。色は5色まで使うことができますので、ウイルトンの柄は豊かで、こったはなやかなものが出来ます。

3.ダブルフェイス ウイルトン 裏表二重の地組織に、パイルたて糸を織り込んで、その中央を円形ナイフで切断すると、同時に2枚が織り上がります。そのため、別名をフェイト トウ フェイトともいい、ウイルトンより毛足の密度が高く4〜6色のはっきりした線で織り上がります。
 
4.アキスミンスター この名前もやはり、発生の地であるイギリスの地名です。機械織りカーペットでウイルトンカーペットに似ていますが、すべてカットパイルです。ウイルトンが2色〜5色によって、リンカクのはっきりした柄をだす事ができ、これに対して、10〜20色という多色の糸で織り上げるのが特徴です。そのため、同色で濃淡を出すことが出来、したがってやわらかいムードが出せます。

5.タフテット・カーペット 生産速度がウイルトンの約30倍といわれます。基布にミシン針で毛糸(パイル)を植えつけていくししゅうカーペットで、裏に出たパイルを定着させるために、ラテックスなどを張って固定させてあり、上質のものは、基布の裏にもう一度裏地をはり、カーペットの変形を防ぐとともに、踏み心地をよくしてあります。

6.フックド・ラグ 基布に上に模様を下描きし、それに従ってパンチング・マシン(ピストル状のもの)で、パイルを刺し込んでつくります。パイルの使い方で、毛足の長いものと短いもの、目のつんだものやあらいものができ、ふつうシャギーといわれます。

7.ニードルパンチ 繊維のウェーブ(うすく広くのばした膜状)を、たくさんの針でつきさし、ウェーブの繊維をからみあわせてフェルト状にしたもので、不織布カーペットの一つです。素材の種類によっては、屋外用のものもあります。

■カーペットの敷き方
●敷きつめ カーペットを部屋いっぱいに敷きつめる方法です。ウォール・トゥ・ウォール(壁〜壁まで)といわれている敷きかたで、豪華なムードを作り出します。美しく豪華というだけでなく、防音や保温の点でも優れた効果を発揮します。

●中敷き 部屋の大きさよりも、カーペットの大きさを30センチほど小さいものにして敷く方法です。例えば、8帖間に6帖間のカーペットを6帖間に4帖半用のカーペットを、という具合です。この敷き方の場合、周囲に出る床材との調和を考慮する必要があります。逆に床材とのコントラストで、柄ものが生きたり、おもしろい感じもでます。和室の場合ですと、タタミとの調和によって、上品な味わいをつくることもできます。

●ピース敷き 小さいカーペットをベットの脇、応接セットやステレオの下、化粧台の周辺などに部分的に敷く方法です。この敷き方は、カーペットの美しい色柄を生かして、部屋にアクセントをつけることに重点をおいたものといえるでしょう。ピース敷きのバリエーションとして、重ね敷きという方法もあります。敷きつめた無地のカーペットの上に、さらに小さなカーペットを敷くもので、装飾効果があります。ピース敷きは、部屋のムードを変えたいときにも便利な方法です。大きさ、形、色、柄をいろいろ組み合わせてみるのも楽しいことです。

●その他の使用方法 @(壁や天井にも・・・・)カーペットは敷くものだ、と限定してはいけません。単に床面ばかりでなく、壁や天井まで、部屋全体をカーペットでくるんでしまうことも出来ます。この場合は敷きつめよりもさらに防音性、保音性が優れます。音響効果もあがりますから、楽器をひいたり、レコードやFMをきいたり、音楽に親しむ部屋には最適の方法です。

A(壁掛けにも・・・・)柄ものは敷くだけでなく、壁掛けとしてもおもしろいムードが出せます。例えば、広いものだと壁画的な感じ、小さいものだと絵画的な感じですが、そこにカーペット独特のおもしろい味が出るわけです。

B(トイレや洗面所にも・・・・)日本においては、普及した敷き方ではありませんが、それでも洋式トイレの普及につれて、ふえる傾向にあります。本来、トイレや洗面所は、明るく、生理的にも快適さが望まれるところです。スペース的にも広くないので、コストも特に高くつくわけではありませんので、今後はますます普及することでしょう。

※カーペットの染みの取り方 カーペットは繊維ですから染まりきるまでに出来るだけ早い時期に染みを取らなくてはいけません。はじめに染みになっている部分にペットショップなどに販売している金属のくしで毛を起こし掃除機をしっかり掛けます。次に中性洗剤(なまぬるいお湯3:洗剤1)のスプレーを染み部分にかけプラスチックのヘラで汚れをかきとります。これを2回から3回程繰り返してください。その後キレイな、なまぬるいお湯で絞った布で染み部分から少し広めの面積を拭きあげて下さい。乾燥を速めるために金属くしで毛を起こします。
注意点:繊維の状態を見ながらプラスチック ヘラの
力加減をして下さい。それでなければ糸が抜けたり切れたりしますので要注意してください。


※カーペットのお手入れ ループ状のカーペットは日頃から掃除機をしっかり掛けて下さい。パイルカーペットは新しいしだホーキで毛を起こしてから掃除機をかけ、染み・汚れを見つけたら直ぐに染みとりをして下さい。
NO 種類・状態 燃え方 臭い 灰の状態
綿・麻 燃えやすく、パット燃え炎を離しても燃える。 紙を焼く臭い 灰色の軟い灰を少し残す。
ジリジリとちじれながら早く燃える。 髪の焼く臭い 黒褐色のかたまりに成るが、押すと容易につぶれる。
ちじれながらくすぶるように燃える。 髪の焼く臭い 黒褐色のかたまりに成るが、押すと容易につぶれる。
レーヨン
ポリノジック
キュプラ
引火しやすくパッと紙のように早く燃える。 紙を焼く臭い 白っぽい軟い灰が少し残る
アクリル 溶けながら弱い炎を放って燃える。 辛苦い臭い 硬く黒い球を残す。
ナイロン 溶けながら徐々に燃え、炎を離すと燃え続けない。 特有の臭い 冷えるとガラスのような硬い球になる。熱いうちに引伸ばすと糸状になる。
7 ポリエステル すすの多い炎を出して燃える。 芳香臭 溶けた球は冷えると固くなるが、熱いうちに引伸ばすと糸状になる。
ポリプロピレン 縮み溶けながら徐々に燃える。 ロウを燃す臭い 冷えると光沢のある灰色の硬い球になる。
ポリクラ−ル ちぢれてかたまり、黒煙をあげて燃える。 悪臭(塩素臭) 黒くまわりに褐色の灰を残す。
10 ビニロン ちぢれながら徐々に煙をあげて燃える。 特有の臭い 黄褐色のちぢれたかたまりになる。
11 ポリ塩化ビニル ちぢみ溶けるが自燃性はない。 悪臭(塩素臭) 硬く黒い球を残す。
12 アセテート
トリアセテート
溶けるように燃える。 酢の臭い 硬くて黒いかたまりを少し残す。指で押すと容易につぶれる。
13 ビニリデン 火を近づけるとちぢみながら溶ける。自燃性はない。 悪臭(塩素臭) 黒いかたまりを残すが指で押しつぶせる。
14 ポリエチレン 溶けながら徐々にロウのように燃え続ける。 ロウを燃す臭い ほとんど灰は残らない。
15 ポリウレタン 溶けながら燃え、炎を離すと燃え続けない。 特有の臭い 粘着性のあるゴム状のかたまりになる。
16 ベンゾエート 溶けながら黒煙をあげて燃える。 芳香臭 硬い黒褐色のかたまりとなる。
ダスキンプランサービスマスター事業部  (フリーダイヤル)0120−55−0890